新年度です！
新たな仲間が増える喜びとお伝えするとともに、新たに役職を拝命しましたことをご報告します。
４月あいりはグループは新卒を含め７名の新しい仲間を迎えることができました。
今年もグループでの新規出店が予定されていることもあり、新しい仲間が増え頼もしい限りです！
2024年は、医療・介護・障害福祉の3つの報酬が同時に改定される６年に一度の「トリプル改定」の年でした。
診療報酬は2年に1度、介護と障害福祉は3年に1度改定されますが、3つの制度間の調整が行われ、今回も大規模な改定となりました。
４月１日の朝、悪い冗談かのような値上げラッシュのニュースがいくつも見受けられました。
「原材料価格の高騰」、「ロシアのウクライナ侵攻の長期化」、「急激な円安」による影響は数知れません。
一方、わたしたちの業界は自分たちの事業の原価が上がったとて、自由な価格設定も許されてはいない公定価格です。賃上げに資する財源も報酬に左右されるものですから、他業界との乖離は大きくなる一方です。
先に申し上げたように、制度として公定価格である報酬が決定されます。
皆様もご存じのようにニュースではプラス改定とありました。
ただ、実質的には世の中の状況と比較すると私たちの業界はマイナス改定となったも同様の有様です。
とはいえ外部環境を嘆いてばかりもいられないので、皆で力を合わせてこの困難な状況を進んでいく所存です。
社業もしっかりと取り組んで参りますが、業界の置かれた現場の状況を正しく国や自治体などにご理解いただくため、
２０２２年６月より全国介護事業者連盟広島県支部長として活動してまいりましたが、
２０２３年末までに中国地方の５県全てに支部が設立されたことから、３月末をもって広島県支部長を辞します。後任の人事としては、私の大切な友人でもある大野浦病院・メディカルサービス明和の久保隆政氏が広島県支部長に就任してくださいました。
そして
２０２４年４月、中国ブロック支部設立と共に初代ブロック長を拝命することとなりました。
全国介護事業者連盟も、悲願の４７都道府県に各支部が設立、加盟法人数も５０００社に迫る勢いです。
しかしながら、この度の６年に一度の「トリプル改定」を見ればわかるように、私たち介護事業者の影響力は現在非力です。
とてもじゃないけれど私たち介護事業者への正しい評価が社会からなされているとは言い難い状況です。
介護離職も今後社会課題の大きなものとしてさらに顕在化してきます。
本当に社会に必要なインフラとして正しく取り組む企業が事業継続し機能していけるように、
しっかりと現場の声を届けるべく各県支部の支部長や幹事と連携を取って参りたいと思います。
力不足の私ではございますが、何卒皆様のお力をお貸しいただくべくよろしくお願いします。
あいりはグループ代表（あいりは㍿、㍿ラフラインズ、㍿ヴェリタス）
全国介護事業者連盟 中国ブロック支部 ブロック長
